妊活期と妊娠中に必須の栄養素である「葉酸」はなぜ必要か?

投稿日:
2015年6月14日
カテゴリー:
食事について

 

妊活中の方やプレママさんの中には葉酸という言葉をご存知の方も多いのではないでしょうか?

プレママさんに必要な栄養素として、定着してきている葉酸は赤ちゃんの脳や神経を作ったり、母乳の出をサポートしてくれる重要な栄養素。

葉酸はDNAを形成するのに必要ですが、不妊の原因となる排卵障害のリスクを軽減する可能性があるといわれています。

近年では肺がんや直腸がん、子宮頸がんを予防する働きがあるとも言われており、他にも皮膚の粘膜を強くする働きがあったり、ビタミンB12と共に新しい赤血球を作る役割を持っていますので貧血予防にも役立ちます。

また男性の精子異常を予防するためにも葉酸は有効と言われていますので、妊娠を考えているご夫婦は早めに葉酸をしっかり摂る必要があります。

今回は、葉酸を作る為に必要な食のアイテムを紹介します。

 

 

毎日摂る事が大切!調理を工夫してしっかり葉酸を取り入れよう。

 

厚生労働省は「妊娠1ヶ月前から妊娠後3ヶ月にかけて葉酸を毎日400μg以上摂る」事を推奨しています。

では、400μg食べるには何をどのくらい食べればいいのでしょうか?

 

◆葉酸を多く含む食品

牛レバー(50gあたり)500μg、モロヘイヤ(1/4袋)150μg、ブロッコリー(1/2株)105μg、ほうれん草(小1/2束)105μg、乾燥大豆(30g)69μg、枝豆(正味40g)104μg、カリフラワー(1/5株)47μg、いちご(4粒) 45μg、大豆もやし(50g) 43μg、にら(1/4束) 25μg、焼き海苔(1枚) 19μgなど

 

葉酸は、水に溶けやすく、加熱すると失われやすい栄養素の為、長時間加熱を避ける、野菜は長時間水にさらしたりせず、さっと流水で水洗い、スープなど溶け出した水分を一緒に摂れる調理法を選ぶなど調理に工夫をしましょう。納豆などもおすすめです。

 

 

葉酸は不足すると大変!赤ちゃんのためにもママから届けてあげよう!

 

葉酸が不足してしまうと、お腹の中の赤ちゃんの脳や神経の先天性異常、障害のリスクが高まることがわかっています。

先天性奇形を招いてしまうような障害が起こるのは妊娠4週目まで!妊娠がわかって産婦人科に行く時には、もう既に葉酸が必要な時期は過ぎてしまっていた…なんて事も。

お腹の中の赤ちゃんだけでなく、乳児の成長にも葉酸不足は悪影響を与えてしまいます。

近年は流産や死産、妊娠中毒症や胎盤早期剥離の原因も葉酸不足が一因と考えられるようになりました。

お腹の中の赤ちゃんに充分な栄養を与えるため、妊娠を考えている皆さんは母体が栄養不足にならないように今からしっかり摂るように心がけて。

また、たばこやアルコールはせっかく摂った葉酸の吸収を阻害してしまうと言われていますので控えましょう。

 

記 :(BISHO YAKUZEN栄養士) 冨山真実
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