妊活中からしっかりケア!骨と歯の健康を維持して妊娠力をアップしよう

投稿日:
2015年11月24日
カテゴリー:
妊活について

 

妊娠しやすい体作りの基本として、睡眠や体調管理、食生活を見直すことはとても大切なことは何度かお伝えしてきました。

また、排卵の有無を知るための基礎体温を測ることや、年一回の婦人科健診も必要なことはご存知の方も多いはず。

他にも、妊活中から心がけていただきたいことがあります。

それは「骨と歯の健康」です。

骨や歯の形成にも必要な栄養素の一つがカルシウムです。

妊娠すると不足しがちな成分なので、妊活の時から摂るのがおすすめです。

妊娠すると赤ちゃんが成長するための栄養素は、ママが摂取したものが「へその緒」を通じて運ばれていきます。

そのため、妊娠中は自分の分以上に栄養を摂取する必要があります。

骨や歯の健康不可欠なカルシウムは、お腹の赤ちゃんの骨や歯を形成するためにもちろん必要です。

妊娠中の女性は自分の体に必要なカルシウムに加えて、赤ちゃんの分も摂取しなければいけません。

もしカルシウムの摂取量が不足すると、自分の骨や歯がもろくなってしまう可能性があります。

そこで今回は骨や歯の健康に必要な栄養素と食品について紹介します。

 

 

骨と歯にいい食品を摂って丈夫な骨と歯を作ろう! 

 

様々な栄養素が助け合って骨の健康を維持しています。

代表的な栄養素と理想的な摂取源について紹介します。

 

●カルシウム

カルシウムは丈夫な骨や歯をつくるのに欠かせない栄養素としてよく知られており、体内で最も量の多いミネラル(成人体重の1~2%)です。

体内のカルシウムの 99 パーセントが骨と歯に存在しているため、丈夫な骨や歯をつくるために欠かせない栄養素です。

骨に蓄えられたカルシウムが少ない場合は、赤ちゃんにカルシウムが送られることで、ママが骨粗しょう症になってしまうリスクが出てしまいます。

カルシウムは夜寝ている時に血液中の濃度を調整する為、骨からカルシウムが失われます。

その補給をするためにも夕食にカルシウム食品を食べましょう。

また、添加物としてさまざまな食品に含まれるリンは、カルシウムの吸収を妨げてしまう為、リン酸塩が多く含まれまるスナック菓子やインスタント食品に注意しましょう。

その他、ほうれん草などに含まれるシュウ酸精製された砂糖や塩アルコールもカルシウムの吸収率を下げる原因となるので、摂り過ぎないように気をつけましょう。

《カルシウムが多く含まれている代表的な食べ物》

がんもどき、モロヘイヤ、小松菜、バジル、しそ、干しえび、海藻類(ひじき、わかめなど)、大豆製品(豆腐、高野豆腐、納豆など)、煮干し、チーズ

 

●マグネシウム

体内のマグネシウムの 6 割は骨や歯に存在し、不足すると骨から溶け出します。

カルシウムと共に骨の健康維持に必要で、カルシウムの作用と密接に関与しています。

外食やコンビニ食が中心の食生活ではほとんど摂取できず、さらに、甘いお菓子やスナック菓子、ジュースやアルコールを大量に飲んだりすると著しく消耗するため、カルシウムよりも意識して摂るようにしましょう。

カルシウムとマグネシウムの理想のバランスの比率は1:2~3といわれています。

《多く含まれる食材》

ナッツ類、ホウレンソウ、全粒粉穀類、海藻類、豆類

 

●ビタミンD

ビタミンDは、カルシウムの吸収を助け、体内のカルシウム量を保ちます。

食品から摂取したカルシウムは、小腸上部で活性型ビタミンDの作用によって吸収されます。

《多く含まれる食材》

魚介類(マグロ、鮭、かつお、うなぎ、カレイなど)、きくらげ、干ししいたけ

 

●ビタミンK

ビタミンKは、骨へのカルシウムの沈着・固定を促し、骨を丈夫にする働きがあります。

止血ビタミンとも呼ばれ、怪我などの出血時に血液を固めて傷を塞いでくれます。

《多く含まれる食材》

納豆、ほうれん草やブロッコリーなどの緑黄色野菜、緑茶、ひき割り納豆、海苔、ヒジキなど

 

●コラーゲン

骨の半分はカルシウムなどのミネラル、残りの半分はコラーゲンでできています。

骨の中にはコラーゲン繊維が無数に走り、その間をカルシウムが埋めています。

骨を鉄筋コンクリートに例えるとミネラルがコンクリート、コラーゲン線維が鉄筋になり、良質なコラーゲンのある骨はバネのようにしなやかで強度があります。

《多く含まれる食材》

魚の頭や、豚足、鶏の手羽先などですが、食事では摂取しにくいのでサプリメントでの補給がおすすめ。

またコラーゲンの生成にはビタミンCが必要な為、一緒に摂るように心がけましょう。

その他、銅、マンガン、亜鉛、鉄などの微量ミネラルも健康な骨の維持に大切な役割を果たしていることも覚えておきましょう。

 

 

授乳期に入っても歯の健康は大切です!歯の治療はお早めに。

 

妊娠中は免疫力も低下しているところ、妊娠するとつわりで歯みがきが疎かになりがち。

さらに“食べづわり”の場合、口の中に食べ物がある時間が長くむし歯のリスクも高まる結果に!

妊娠中にむし歯を作ってしまうと出産後、生まれた赤ちゃんへ細菌を移してしまう可能性があります。

妊娠中は麻酔をかけて虫歯の治療をすることが難しいので、妊活中に歯の治療を済ませましょう。

また歯周病になるとお腹の中の赤ちゃんへのリスクも高まることが最近の研究で明らかになったとの事で、歯周病に感染していると、感染していない人に比べて切迫早産のリスクが4~7倍ほど高くなるという報告が発表されています。

具体的な要因ははっきりつかめてはいないようですが、歯周病によって血中に増えた炎症物質がなんらかの影響を与えて、予定日よりも早い子宮収縮を誘発してしまうといわれています。

予定日までお腹の赤ちゃんを大切に育てるためにも歯周病の治療、予防はお早めに。

また、授乳期も骨だけでなく歯から栄養も赤ちゃんに取られてしまいますので、歯の健康の為にもカルシウムなどの栄養素をバランスよく摂りましょう。

妊活を考え始めたタイミングで、ぜひ妊活の一部として歯科検診も計画するのがオススメです。

骨だけでなく口の中も健康にして万全の体制で新しい命を迎えてください。

記 :(BISHO YAKUZEN栄養士) 冨山真実
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